東日本大震災で、宮城県東松島市の沿岸部は、津波で大きな被害を受けました。ここ東京都大田区に避難して来られた方々との交流を通じて、子供たちが読みたい時に自由に読める本を贈りたい、という機運がクラブ内で高まりました。学校も図書館も津波で流されてしまった、とお聞きしたからです。
東京羽田RCでは、2750地区との連携も含めた資金のねん出に取り組むと同時に、継続的に東松島市への支援をされている大田区の方々と連携しながらの準備を進め、今回1,488冊の児童図書を贈ることができました。
本をお届けした際には、東京羽田RCからの参加者と大田区職員の方々とで、東松島市 ひびき工業団地 応急仮設住宅の集会所に設けられた「小さな図書館」に伺い、地元の皆さんにもご参加いただいて除幕式・贈呈式を開いていただきました。東松島市図書館にも 感謝の記念プレートが掲出されました。
贈呈式は平成25年4月27日、良く晴れた土曜日でしたが、犠牲になった子供たちを想い たくさんの青い鯉のぼりが舞っていました。